Newsweek 4.11号

Newsweek4.11のメイン特集は「世界最大のリスク 米中関係」 私はトランプの政治にも習近平の政治にも興味がないのに、何故この特集に興味が持てるというのでしょうか?二人が協力しあおうが反目しあおうが、世の中がちっともよくなる気がしませんけど・・・。それでも多少は読んでみるつもりですが、ガチで記事を読破しようとは思っていません。

それよりも、もっと私の興味を引く記事は沢山あるのだし、自分としては、そっちにフォーカスしたいなぁと思っています。今週は時間もないことだし、小さな記事でも自分にとって興味深い記事だけを丁寧に読むのだけで精一杯になると思います。

 

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【トランプに政治ができるのか】

もう、ここでは根本的なことが問われていますトランプに、本当に国民を統治する能力があるのでしょうか?

彼が大統領に就任し、100日あまりが経過しました。その間、トランプ政権は挫折ばかり繰り返しています。「オバマケア」の代替案は詳細が詰めきれずに撤回され、移民政策でにおける」大統領令には各州の裁判所が「違法」として移民受け入れを続けています。勿論、100日あまりの政治生活に対し、私たちが彼が大統領に相応しいのかどうか、という判断を下せるはずがありません。大統領の資質を見極めるには、もう少し時間がかかるでしょう。

でもトランプだけは例外!?もう無理なんじゃない!?と思ってしまう。彼には辛抱強く議会を説得するだけの根気はありません。オバマ元大統領はオバマケアを議会に認めさせるために、1年もかけたのです。そういう粘り強さをトランプが持っているかどうかは疑問です。だって、オバマケアの代替案を提案し、撤回するまでに17日しかかかっていませんからね、何故もっと代替案の中身を吟味し、議会を説得しようとしなかったのか、そういうところに大統領としての資質のなさが出てしまっているのではないかと思います。

今「自国第一主義」というのが世界中で大流行しており、フランスのルペン、オランダのウィルダースなどが躍進しています。トランプも勿論そのうちの一人です。しかし、トランプとルペンたちには決定的な違いがある。それは、政治経験を積んできたか否か、ということです。政治経験は、その後の議会での立ち居振る舞いの仕方や法案の通し方などを学ぶ上で必要です。それがないトランプだからこそ、ミスばっかりして国民の信頼を損ねてしまう。私は4年後の米大統領選で、彼はとっとと退散するのではないかと思います。

 

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【姿を見せないマイペースなメラニア】

歴代米大統領夫人の中で、ここまで夫と寄り添う姿がキャッチできない夫人も珍しいのではないでしょうか。メラニア・トランプは、現在ニューヨークで子育てを第一にしながら、ヘリでホワイトハウスへ通勤しているようです。息子のバロン君の環境を乱したくないから、落ち着くまでワシントンに引越しをさせないというのは、母親らしい配慮です。私は、それでいいと思うのですが、彼らの警護にかかる費用がかさんできており、しかもそれが国民の税金で支払われているというのですから、米国民の怒りもまた理解できます。

大統領夫人だって言いたいことを言っていいはずなのです。しかし、彼女は公の場であまり発言していません。そもそも「大統領」というのは夫の仕事であり、妻である私には別の仕事があるからワシントンには住めない、と明言すればいいんです。フランス元大統領、ニコラ・サルコジの妻カーラ夫人はミュージシャンで、自身のコンサートの打ち合わせがあるからとかで、サミットに欠席しました夫は大統領でも妻は歌手ですから、別々のスケジュールがあって当然です。そういうことをもっと主張し、その上で警護にかかる費用について検討すればいいじゃないですか。メラニアはきっと大統領夫人という立場を喜んでいるわけではないのでしょうが、イヤでも注目されてしまうんだったら、もっと言いたいことを言って、それを押し通してしまえばいいのに、と思います。

 

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【トランプの父親失格を暴く元妻の回想録】

トランプ大統領の最初の妻、イヴァナ・トランプが暴露本を出すそうです。まあこういうゴシップを本当にゴシップネタとして扱うのは好きではないので、その点についてはスルーします。

そもそも、家庭的とは程遠いトランプの子たちが、ちゃんと勉強をし、自力で出世してこれたのは、イヴァナの子育てのおかげです。特に今世界中で注目されているのは、美しいイヴァンカ・トランプですが、彼女は名門大学を卒業後、すぐに父の会社には携わらず、複数の企業でキャリアを積んでから父の会社に就きました。またそれだけではなく、自ら企業を立ち上げ、ファッションブランドもスタートさせ、慈善団体を設立しています。それは彼女個人の資質によるもので、そのような資質を持つ女性に育てたのは、間違いなくイヴァナです。

私たちが「トランプは素晴らしい子供たちにも恵まれて羨ましい」というのは、ちょっと的外れですよね。彼は生物学的な父親だけど、父親らしいことは何一つしていなかったそうですから。しかし、そんな立派な子供たちを、父親は誇りに思い、そして自尊心を満足させるために利用する。今時子育てに携わらない男なんて支持されるわけがないのに、まるで他人の手柄を横取りしたみたいです。こういう父親っていうのも、残念だなぁと思います。

 

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【インドの性犯罪が野放しになる訳】

インドでは性犯罪者に対する厳しい処罰というものがなされていません。それどころか、過去何度も性犯罪を犯していながらすぐに野放しになり、何十年も犯罪を繰り返す例も多くあります

例えば、5人の子持ちでもある父親、スニル・ラストーギの場合、2004年から何十回と同容疑で逮捕されていますが、一度も有罪判決を受けることなく放免されています。勿論、この衝撃的な出来事で世界中から非難が集まり、常習性のある犯罪者たちを決して野放しにしないよう司法を変えるべく運動も沸き起こっています。そして、インド政府も度重なる集団レイプ事件が世界中で報道され、非難されるたびに改革を進めてきていました。しかし、それが充分ではないようです。勿論もっとこの問題に対し、政府は時間をかけるべきだと思うのですが、一方で別の問題もあるのです。

インドの捜査員不足などもまた解消しなければならない問題です。被疑者を一度拘束しても、裁判待ちの件数が過密状態になり、一つの事件で裁判までこぎつけるのに何十年とかかる例もあるそうです。また、科学技術が未熟で、証拠保全を充分にできる環境も整っていない。全てが後手後手に回さざるをえない状態で、いちいち全ての被疑者に厳しい処罰を受けさせるゆとりはなく、結果的に性犯罪者たちは裁判待ちの状態でも刑務所に入れられることなくのうのうと暮らしています

法制度が粗末な上に科学捜査などに必要な経費が捻出できない。これは未来の多くの犯罪を生み出すベースが整っているといわざるを得ないので、できるところから早急に改善すべきです。そうでないと、インドはただ歴史の深い観光名所という地位すら失い、誰もインドを訪れなくなってしまう。観光収入だって激減するし、国が崩壊してしまう危機だと思います。

 

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【苦難の歴史を強く生きるクルド人の日常】

近年、国を持たない多くの民族が迫害されているという報道をよく目にします。東南アジアのロヒンギャ、IS絡みで随分惨殺されたヤシディ、ヨーロッパで行き場を失うロマetc…そして、クルド人もその民族の一つです。

クルド人

彼らはイランからトルコにかけての山岳地帯で生活する遊牧民で、一時期は本気で独立することを目指していたようです。現に一度、ソビエトの後押しにより、1940年代にクルディスタン共和国を樹立し、独立宣言をしています。しかし、それは一時的なもので、本格的な独立には至っていません。クルド人が最も多く住むトルコやイラクなどでは度々独立のための活動が行われてるようですが、特にイラクでは、サダム・フセインの時代に迫害を受け、その後も受難の歴史を辿っています。

ここで写真に収められているのは、クルド人自治区の日常です。一枚目の写真の家族を見ると、一見、普通の家庭を平和に築いているように見えます。しかしクルド人は軍隊を結成し、自称ISイラクやシリアなどで戦っていますし、住む土地を追われた難民がクルド人自治区に多く移り住んできたこともあり、情勢はきわめて不安定です。

そんな中、彼らは戦火にまみれながらも、たくましく生活しています。勿論、ここに写っている人たちというのはごく一部でしょうが、彼らは常に戦争と隣り合わせの生活を送っています。彼らがヤシディやロヒンギャのような最悪な迫害を受ける前に、安住できる場所を何とか確保してほしいと願っています。そして、自称ISたちにも負けないでほしい。国を持たない民族からは、私は毎回本当に多くのことを考えさせられます。

 

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【モスル空爆で多数の市民が殺された責任は誰に?】

自称ISのイラク拠点は、ついにモスルだけになりました。そこを占拠する自称ISを掃討しようと、米主導の有志連合やイラク軍が自称ISと激しい戦争を繰り広げていますが、空爆により100人以上の民間人が犠牲になったことは、大きな問題になりました。

自称ISからモスルを奪還し、モスルの市民たちに戻すことが有志連合の役目です。だからこそ、民間人の犠牲をここまで多く出してしまったことに対し、非難が集中することは仕方ないことです。アムネスティも独自に調査報告をまとめ、アメリカが民間人の犠牲を出さないための予防策を充分に講じていないという見解を発表しました。

何故有志連合が民間人を巻き添えにする事態になったかということについて、有志連合は「常に作戦行動は慎重であり、今回は自称ISが自分たちで建物を爆撃し、その責めを有志連合に負わせようとした可能性がある」との見解を発表。イラク軍もその見解を支持しています。但し、本当のところはわかりません。

これにはトランプ大統領の思惑も絡んでいるといわれています。とにかく、一刻も早く自称ISを抹殺したい彼は、ターゲットの幅を緩和しています。つまり、多少民間人の犠牲が出ても構わない、という考えのようです。勿論、そんな考えに国際社会が黙っているはずがないのですが、もし有志連合がトランプの意のまま行動に移したとすれば、危険です。

自称ISは民間人を「人間の盾」に利用しています。だからこそ、今まで以上に慎重な作戦行動を取ってほしいものです。

 

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 【80年代アメリカで起きた男たちの美意識革命】

70年代には女性が変わり始め、そして80年代には男性が変わり始めた・・・と、アメリカではそうだったらしいです。日本の男性が本格的に肌の手入れをしだしたのは、90年代くらいだったと記憶しているのですが、アメリカではそれより少し早かったことになるのでしょうか??

昔の男性は「美女こそが自分にとっての最高のアクセサリー」で、それ以外に特に外見に気を遣うことはなかったといいます。70年代初頭には、まだヒッピーたちがいたんですからね、彼らは基本的に、肌の手入れよりも何よりも「Love & Peace」でしたし、彼らのファッション哲学の中に肌のお手入れまでは入っていなかったでしょう。しかし、女性が強くなり、女性と対等でいられるために、男性はまず最初に、何故か肌のお手入れから始めました。メンズ・スキンケアのラインナップが出始めたのも、80年代からだったそうです。そして外見的に洗練された男性は、ファッションにエレガンスを求めるようになり、現在に至ります。勿論、さり気なくエレガンスや洗練を感じさせる男性のファッションは素敵です。やりすぎは好きではありませんが。

何故男性がここまで変化したのか!?その理由の一つに、共働きの世帯が増えたので男性が自分で自由に使えるお金が増えたことが挙げられますが、もう一つ、重要な説があります。それは、男女の力学の変化により、魅力的な女性をゲットするには、自分の外見も魅力的でなくてはならない、と男性が気づき始めた、ということです。ああなるほど、と思います。

まぁ私個人は、あまり男女の力学を引き合いには出したくないんですよ。男性は男性らしさを求めればいいし、女性は女性らしさを求めればいい。そして何より、私は外見を殆ど気にしません。私自身が過度なメイクをしないし、髪にも全くお金をかけない主義。私の彼も、美肌になんて興味がない、フツーのおじさんです。

私の場合、外見の魅力は、内側からにじみ出るもの、というありきたりな結論に達してしまいます。ツクリモノの外見にそそられたことは、一度もない。私は男性には、スキンケアにかけるお金があるなら、別のことに使いなさい、と言いたいですね。

 

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以上今回は短いですが、Newsweek4.11号でした。

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