スペイン語の動詞のマスターについて
スペイン留学が有意義なものになるかどうかは、留学前にいかに日本でスペイン語を身に着けておくかにかかっていると言っても、決して過言ではありません。
そのスペイン語の学習の中でも、最も悩むのは、その文法です。
スペイン語の文法は、英語の文法に語順が似ているとは言えども、英語とは異なりますから、学習の仕方について考えてみると、ますます混乱してしまうのも無理はありません。
では、文法を身に着ける中で、どういう点に気をつけていけば良いのかについてお話します。
スペイン語は、動詞の言葉と言われているぐらい、動詞が重要な位置を占めます。
ということは、動詞を優先して身に着けていけば良いことになります。
スペイン語の動詞で最もネックになるのは、主語によって動詞の語尾が変化することです。
英語の場合、現在形なら3人称単数しか変化しないが、スペイン語ではたとえ現在形でも、1人称だろうが3人称だろうが、単数だろうが複数だろうが、全て動詞が変化します。
スペイン語の動詞は、語尾が「ar」か「er」か「ir」で終わります。
どのような動詞でも、この3つのうちいづれかになるので、その点は心配はいりません。
動詞の変化を押さえる時は、主語と一緒に押さえるようにしましょう。
発音と書き取りを体に染み込むまで何度も繰り返すことで、自分のものになっていきます。
これができたら、動詞を軸にして主語と目的語をつなげる練習をしてみましょう。