スペイン留学での積極的な意思表示について
スペイン留学をすると、自らが積極的に他に働きかけ、積極的に意思表示していくことが大きく求められます。
これまで日本の大学で授業を受けていた人が、いざスペインの大学に留学した時は、意思表示の違いに非常に驚くことでしょう。
初めは戸惑いでいっぱいになるかもしれませんが、現地でやっていくことを考えると、積極的な意思表示を欠かすことができないということに気づきます。
しかし、「沈黙は金なり」や「出る杭は打たれる」という文化の中で長く暮らしてきた日本人にとって、積極的な意思表示をすることは、どこか抵抗を感じることもあります。
では、そういう場合、どうすれば積極的な意思表示をすることができるのか、見てみましょう。
積極的な意思表示の第一歩は、「自分が変に思われているのではないか」という下手な自意識過剰から卒業することです。
人間はみんなに好かれたいと思う動物ですが、実際100人いたら100人自分のことが好きというわけではないのです。
いい人ぶっても疲れるよりも、ありのままの自分で他人とコミュニケーションを取っていく方が、気楽です。
変に思われても、それで良いのです。
次に、「失敗は成長の栄養剤」と考え方を変えることです。
実際、現地へ行き、スペイン語でコミュニケーションを取ろうとすると、どうしても文法的な間違いはしてしまいます。
しかし、三振をして野球が上手になるように、失敗をしてコミュニケーションも上達するのです。
上手くいかなくても、「この方法では上手くいかない」というデータが手に入ったのですから、それだけで立派な成長と言えるのです。