スペイン留学で学ぶ意欲について
スペイン留学が成功するか否かは、言うまでも無く、本人次第です。
スペインへ行ったからといって、その留学が成功するというわけではないのです。
もちろん、事前にスペイン語の学習を始めとして、しっかりと準備しておくことは、当然のように求められてきます。
しかし、スペイン留学するとなると、スペイン語の学習だけで成功するというわけではありません。
では、他にはどういう要素が必要なのでしょうか。
同じスペイン語の授業でも、ただ漫然と授業を受けているのと、意欲を持って授業を受けているのとでは、以降の成長に大きく差が出ます。
漫然と授業を受けている間中は、「仕方ないから授業を受ける」とか「大学で必須だから授業を受ける」のように、学習の際の姿勢も受身になってしまいます。
これではせっかく高い費用を投資してスペイン留学をした意味がなくなってしまいます。
日本の大学では、単に学校の授業に出席し、テストやレポートを経れば単位を取得できますが、スペインの大学では、そうはいきません。
スペインの大学では、自ら授業に参加するだけでなく、自ら発言していくことも求められるので、受身の姿勢では、到底授業についていけないのです。
それよりも、「今回の授業のテーマは何だったのか」「この人の意見に反論するなら、どうやって論理を展開していけば良いのか」と自らが学ぶ意欲を持って建設的に考え、行動することで、真に充実したスペイン留学を謳歌することが可能になるのです。